健康ケア～サプリメント原料「レスベラトロールとは」

ポリフェノールの一種が「レスベラトロール」

レスベラトロールのサプリ近年話題となっている”レスベラトロール”ですが、成分としてはわりと昔からその存在が知られていたものです。”赤ワイン”や”ぶどう”などにも、含まれているもので・・良く耳にしたことがある「ポリフェノール」の一種なのです。ただ、ここ数年の研究結果として、他のポリフェノールには無い特徴・特性が徐々に判明・・今後への期待が高まっている”成分（ポリフェノール）”なんですね。

ただ、そんな”レスベラトロール”にも、特徴が異なる種類が存在していることがわかってきました。採取される「原材料（植物種など）」によっても、若干性質が異なるレスベラトロールがあるのです。また、体内への”吸収力”にも違いがあったりと研究開発が進む中で多様性が生まれてきています。それゆえに、「レスベラトロールのサプリメント」として販売されているものにも、実はそれぞれ異なる特徴があり、”レスベラトロール”があまり含まれていないものから、多く含まれているものまで・・大きな違いがあることを、まずはしっかりと知った上で商品選び及び活用をしていくことが重要なのです。

そこで、レスベラトロールの種類と特徴を踏まえた「レスベラトロールの選び方」と「おすすめのレスベラトロール・サプリメント」を下記にてご紹介いたしますのでまずはその内容をご参照していただければと思います。

１）国産メーカーのサプリを選ぶ～注意しておきたい、”レスベラトロールサプリ”の要素

話題のポリフェノール成分として”レスベラトロール”を素材としたサプリメントが日本でも一気に広がりを見せています。そんな”レスベラトロールのサプリメント” に関して、認識しておいていただきたい大切な要素がひとつありますので、しっかりと覚えておいていただければと思います。

”レスベラトロール”は、ブドウの皮や種子などに含まれている成分なのですが、「ブドウの皮や種子から抽出された成分は、人が体内に吸収しにくいもの」となっていました。そこで諸外国（主にアメリカ）では、安価で手軽なイタドリ（タデ科の植物）に含まれている ”レスベラトロール”を使用することが許可されているため、イタドリ由来のサプリメントの普及が進んでいます。

ここで注意が必要なのが、「イタドリ由来のレスベラトロールサプリメントは、日本では認可されていないサプリなので、販売することは違法・・禁止」されているのです。ですから、安易に安いから・・といって、違法なものを入手・使用しないようにしていただければと思います。外国産の中には、”葡萄由来のレスベラトロール使用”と記していても実際には”イタドリ”を素材として使用しているものもありますので、原則、「信頼できる国産メーカーのサプリ」を選択することをおすすめいたします。

２）体内吸収率の良い”水溶性”のレスベラトロールを選ぶ

ポリフェノールの一種である”レスベラトロール”は基本的に「体内への吸収しにくい」成分です。そんな中、現在流通しているレスベラトロールサプリメントには以下の３種類のタイプが存在しています。
・トランス型
・シス型
・水溶性型
この中で最も、体内吸収率が高いのが”水溶性のレスベラトロール”なのです。一粒数百mg単位となるサプリの場合、吸収率の違いはとても大きな違いとなって表れてきます。必要な摂取量を考えたときに、”水溶性”以外のものはResveraサプリとして期待が薄いものとなりますので、基本的には「水溶性のレスベラトロールを含むサプリメント」を選ぶことをおすすめします。
レスベラトロールのサプリ
例えば、こちらの”レスベラトロール＋長命草/ＤＨＣ”などは手軽に購入しやすいサプリとして発売、わりと人気の高い商品となっていますが・・。 ”トランス型成分”を使用しているため、実際にはレスベラトロールの体内吸収率は低いものとなり・・あまり効果的なものにはならないものと考えられそうです。

３）本当の意味で大切なのが「レスベラトロールの含有率」を確認すること。

レスベラトロールは、ブドウの皮から抽出したものが一般的ですが、非常に微量しか含まれていませんので、どうしても原材料費が高価になります。それゆえに、サプリメントの成分としてわずかにしか含まれない場合があります。そう・・”resveratrolのサプリ”として販売されていますが、ほとんど他の健康要素となっている成分から構成されているのです。

ですから、本当の意味で”resveratrolの効果”を期待するのであれば、成分の”含有量”をきちんと確認することが大切であり、「含有量が高いサプリ」を選ぶことが最も大切なポイントとなるのです。”吸収率も低く””含有量も少ない”のであれば実際には「レスベラトロールのサプリメント」と呼べないと言ってもいいのではないでしょうか。

また”成分含有量”を確認する上で心がけていただきたいのが「一粒あたりに含まれる量」をかならず確認することです。実際には、含有量の少なさをイメージ的に補完するために別の表現（ワイン一本に含まれる量と同じという表現であったり、ブドウ抽出粉末量で表現されていたりするものも多々あります。）となっているものも多々存在しています。これでは正確な比較が難しくなりますので、かならず「一粒あたりに含まれる量」で比較・検討していただければと思います。

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